こんばんは ぎんです。
これまで以下の公演で最速脱出成功をしました!
実績も出来たので、今回は「大会場型の公演で最速成功のコツ」をまとめていきたいと思います。なお、ぎんもこれが初めての最速成功のためテクニックとして不完全な所もありますがご理解ください。
コツをまとめた記事できました。
開始前編
1.意識を変える
リアル脱出ゲームは己との戦いですが、最速を目指すのであれば「他人との戦い」となります。どちらが先にゴールにたどり着くかの勝負です。
30分で脱出成功できても、2位ならば意味がありません。
2.最速を狙うという意識をもつ
チーム全員が最速を狙い「1位で脱出してやるぜ!」という気概を持つことが大事です。
3.原作を読み込む
コラボ物の限定テクニックですが、基本的に謎解きはコラボ作品に関係する内容となります。(企画としてそうなるのは仕方がない)
そのため、逆を考えればコラボ作品を知っていれば知っているほど解答を絞りやすくなる可能性が上がります。(違和感にも気づきやすくなります)
4.司令塔を作る
おすすめのチーム構成は「司令塔1人+謎解きプレイヤー」です。
司令塔は一切の謎を解く必要はありません、必要なのは全体を把握しいかにタイムロスなくチェックポイントを通過できるかにあります。的確な指示出し、状況判断する力が必要です。
司令塔に求められることは、「謎を解く人のストレスを可能な限り減らすこと」です。それは次のチェックポイントへ誘導することだったり、適宜話しかけることだったり様々ですが、公演内にとどまった話ではありません。
今回最速成功した時のぎんは、このポジションでした。
5.チームを組む
謎が解ける知り合いとチームを組みましょう。推奨人数は6人です。
(今回参加したチームの平均謎解き参加回数は100回超です)
6.チームメンバーと打ち解ける
チームメンバーと謎解きに参加し、得意不得意の傾向を知っておき、仲良くなっておきましょう。
7.謎解き能力を上げる
普段から公演に参加したり、謎を解いて経験値を上げましょう。
8.ライバルが少ない回を狙う
今回は特にやりませんでしたが、最速を狙うのであればライバルの存在をチェックすべきです。Twitterなどで、謎解き勢の動向をチェックしておくとよいでしょう。(毎回最速取るようなチームは避けるべき。DSとかDとか。)
オススメは、イベント開催期間の真ん中の公演です。最初と最後は猛者が集まる傾向にあります。
9.体調を整える
大会場型の公演は普段より運動量が多くなります、体調管理や健康に気をつけましょう。また、夏は日射病も怖いので帽子など対策を行いましょう。(そもそも昼間に公演を入れないのが正解)
10.持ち物は極力減らす
財布、携帯、フリクション(謎を解く人はクリップボード)
全てポケットに収まるサイズにしましょう。
11.動きやすい格好をする
靴、服装は動きやすい格好にしましょう。
12.下見をする
当日でも構いませんが、地形を把握して移動のイメージを固めましょう。
13.開演前から集合する
もろもろの準備は開演前に済ませておきましょう。また早め会場入りすることで、事前に配られる資料に目を通す時間を増やすことができます。
14.LINEグループを作る
問題共有のために、LINEグループを作っておきましょう。
15.序盤の作戦を立てる
大会場型の公演は大体決まったパターンがあります。
序盤の小謎は会場のあちらこちらに小謎が登場しますので、誰がどこに行って問題を撮影するのかを決め、一番速くそのポイントに各自がたどり着けるようなポジショニングを行いましょう。
そして集合場所を細かく決めましょう。本当に大事です。おすすめの集合場所は「チェックポイントの近く」です。
※ただしスタッフの邪魔にならない場所にしてください
16.配られた資料を読み込む、推理する
配られた資料は全て読み込み、怪しい点はチェックを付けましょう。
なおこの時に、過去の謎解きイベントで合ったギミックと照らしあわせて共有することが非常に有効です。(図形の重ねあわせ、文字の読み替え、透かしなど)
大会場型の公演はその性質から、あまり多くの問題用紙を配ることができないため1枚あたりの用紙に詰め込まれる情報量が多いです。そのため、余裕をもって現地入りし、可能な限り推測しておくことでスムーズに進めることができます。
序盤編
17.いかに序盤を抜け出すか
大会場型の公演は非常に人が多いです。(ワンピースは1,700人)
序盤に躓いてしまうと、人の波に飲み込まれチェックポイントを通過するだけで多大な時間を消費します。これを可能な限り0にするのが脱出成功、最速を目指すために大事なことです。
最速を目指さなくても、この考え方は非常に大事になりますので覚えておきましょう。
18.メタ解き、推測を多用する
序盤の問題は、複数の小謎を解いて解答欄を埋め指定の箇所を抜き出す形式です。
こんなやつですね。
全ての問題を答えなくても、推測して読めてしまえば次に進むことができます。また、コラボ対象やチェックポイントによっては答えが類推出来る(メタ解き)場合もありますので積極的に多用していきましょう。
19.チームを分割する
序盤の小謎は後で再利用することが、リアル脱出ゲームにおいてよくあります。全ての問題が解き終わっていない場合は、チームを分離し「先に進むチーム」と「小謎を解くチーム」に分けることも有効です。
チーム人数が少ないとこの作戦が取りづらいので、5~6人チームが有効です。
20.移動は競歩
SCRAPは競歩まで認めています。
走ってはいけません。
中盤編
21.つねに順位を意識する
チェックポイントを通り過ぎる度に、前にあと何人・何チームいるのかを把握しましょう。全体の中で、自分たちがどの付近にいるのかを把握しておくことが重要です。
また、可能であればどのタイミングで抜くかということも合わせて考えておくとよいでしょう。
22.とりあえず見せる
中盤以降の問題に苦戦してしまった場合は、とりあえずなんとなく出てきた答えでも見せてしまうことが大事です。
23.同じ問題を並行で解く
中盤以降になると、複数人で1つの問題を解くケースがあります。しかし、問題を解いていても解き方が失敗していたり、塗りつぶす箇所を間違えてやり直したりとロスが発生する恐れがあります。
可能であれば、別れて同じ問題を並行して解くのも有効な戦略です。
24.チェックポイントやルートを把握しておく
司令塔は次のチェックポイントや、それにいたる経路をきちんと把握して誘導出来るようにしておきましょう。謎を解くかわりに地形把握につとめます。
大謎編
25.使っていない情報を並べる
「使わない情報は無い」と言われるほど、きれいな謎作りに定評のあるSCRAP。逆を返せば「使っていない情報は使う」と言えます。
そのため、躓いたらとにかく使っていない情報を洗い出すことが大事です。
26.詰まったら空気を入れ替える
最後の問題は強敵で、すぐに答えがわかることは稀です。なかなか問題が解けず刻一刻と時間が過ぎてしまう場合は1回リセットしましょう。
最初の問題はどういったものがあり、現在ストーリー的にはどの場面におり、脱出成功に必要な条件は何なのかを立ち返り、どうやってラス謎を考えたのかを1つ1つ洗っていきます。
解けない問題に直面すると、全員が1人で考え始め黙ってしまいますので、司令塔はその雰囲気をいかに壊すかが大事です。なので司令塔は謎を解いてはいけません。(自分も黙ってしまうので)
27.邪魔しない
とはいいつつも、邪魔しないのも大事です。臨機応変に対応しましょう。
28.隠し大謎を疑う
ラス謎の次に隠された大謎が無いかを常にチェックしましょう。油断大敵です。
「スタッフに脱出成功おめでとうございます!」と言われ裏に案内されたら、ほぼ成功だと思ってよいでしょう。
終った後
29.飲み会をする
飲み会をしましょう。慰労会と反省会を兼ねています。
30.アウトプットを出す
今回の公演を通じて、良かった点・悪かった点を洗い出し次回の謎解きへ活かしましょう。なお、その際には目に見える形でアウトプットを出すと良いです(ブログなど)
どうしても、その場で話だけだと後日残りませんので明文化は大事です。
全体を通して
テクニックを一通り見ていただくと分かるように、大体のテクニックは開始前の物となっています。実際謎解きに参加し慣れると、大体の流れや解き方はメンバー間で共有できているため不要となります。
いかに、開始前までに意識を合わせておけるか、そしてチームを組めるかといったところが一番の難点になるのではないでしょうか。
さいごに
最速脱出成功は、あくまでリアル脱出ゲームの1つの楽しみ方であって目指す・目指さないのも自由です。
本来のリアル脱出ゲームの楽しみ方とは若干外れている気もしますが、1位を取ってみんなの前で喋る経験はなかなか出来るものではありませんので、ぜひ目指してみてくださいね。
では。