こんばんは (@tenhouginsama)です。
今回は「リアル脱出ゲームや、リアル謎解きゲームを作ってみたい!」という方向けに作る方法をご紹介したいと思います。
※本記事内で「リアル脱出ゲーム」の単語を使用しておりますが、本文言はSCRAPが商標登録しているため、実際の公演に使用することは出来ません、注意しましょう。
謎解きイベント制作のススメ
最近では高校や大学の文化祭・学園祭で謎解きや脱出ゲームを作る学生さんや、社会人が新しく団体を作ろうとする事も珍しくなくなってきました。
しかし、いきなり公演を作ると行っても何から手を付けていいのかわからないことだらけだと思います。そこで今回は、ネット上で公開されている情報をご紹介いたします。
基本を学ぶ
謎制作者が語る、謎解きイベントの定義の話です。謎解き制作の前の基本ですのでおさえておくとよいでしょう。
イベント制作のマインドを学ぶ
いずれも「リアル脱出ゲーム」の生みの親である加藤さんのインタビュー記事です。「リアル脱出ゲーム」がどのように作られ、何を大事にしているかが掲載されています。
謎解きとは若干変わりますが、参加型推理イベント「ミステリーナイト」を主催している「E-Pin」代表の城島さんのつぶやきをまとめたものです。
イベント制作のノウハウを学ぶ
ぎんが習ってきた公演の作り方の紹介です。
初心者の方が初めて作った謎解きイベントの制作の裏側を紹介してくれているまとめサイトです。謎の作り方やツールの説明などもあります。
ARG(代替現実ゲーム)と謎解きイベントとの違いを比較しながら謎解きで抑えるべきポイントが記載されています。
SCRAPが2011年におこなった「イベントの作り方ワークショップ」のレポートです。本家本元が公開するノウハウが詰まっています。
こちらは2009年にSCRAPが開催した「リアル脱出ゲームの作り方」というイベントのレポートです。
謎解き制作団体「RDG」の三月さんが書いた新しい謎制作者向けの記事。「謎解きイベントの評価を下げないために」など実践的な内容が記載されています。
唯一有償(5,000円)ですがプロの謎制作団体「クロネコキューブ」の謎制作ノウハウをインターネット(動画)で学ぶことが出来ます。
他イベントを参考にする
本サイトのネタバレ記事をご覧ください。
イベント制作の補助
謎解き公演には様々なアイテムが必要です。
鍵とか。
なお、必要なアイテム(鍵、手錠、板、チェーンなど)は東急ハンズやamazonで手に入れる方が多いようです。
また、謎解き公演での回転率や時間を算出するツールを「ろじっくぱらだいす」のワタナベさんが公開されています。
LESは、謎解きイベントのヒト・モノ・カネに関する管理表を自動生成することで、イベント管理稼動の軽減を目指すものです。Googleスプレッドシートですので、Googleアカウントがあればどなたでも無料でご利用できます。 → http://t.co/IpznCSLwb1
— ろじぱら ワタナベ (@logipara_wata) 2014, 9月 17
6:イベントの宣伝方法
非常に肝心なのがイベントの宣伝方法です。せっかく作った公演も、誰にも知られなければ意味がありません。Twitterやmixi、知り合いなどでお客さんが確保出来る場合は別ですが、そうでない場合は積極的に以下のサイトを利用しましょう。
※関東の場合は団体が飽和していることもあり、新規団体の公演はよほど目を引かない限り、参加人数を確保するのが難しいです(地方に関しては謎解き文化がそもそも根付いて無いこともあるため初回公演はフェスや合同イベントを選択すると良いです)
TwitterやNAZOPLAといったサイトで、オリジナルの謎を投稿し名前を売るといった方法もあります。やはり、知ってもらうことが一番大事なことなのでTwitterの場合であれば積極的に謎解きをされているアカウントをフォローするなどしましょう。
本サイトでは、寄稿記事という形で皆様の公演をご紹介するお手伝いをしております。詳細はこちらまで。
その他
おまけです。
謎解きイベントを仕事にする
公演における効果的な動線の貼り方
目指すべきフロー図?
個人的な印象ですが、問題用紙・映像・フォント・フライヤー(宣伝用紙)・イラストにはこだわるべきです。ユーザの多くはネットや、フライヤーを見て面白そうかどうかを判断します。
これがだれでも作れるようなイラストであったり、フォントを使用していたりするとイベント全体のクオリティを疑われることが多々ありますのでご注意下さい。(自分たちのチームで出来ないのであれば、外注もあり)
さいごに
今回の内容では、価格の計算や、場所の借り方、謎の作り方などについては全く触れておりません。と言うより、情報が見つからなかったためです。
一番の手段としては、謎解き制作団体と仲良くなり色々と個別にお話を聞いてみるのが近道かもしれませんね。(もしくは謎解き制作の経験があるメンバーを入れるとか)では。