こんにちは!リアル脱出ゲームブロガーのぎんです
今回は自分が主催した「アジトを語る会」で語った「アジトオブスクラップ」の攻略方法とか色んなお話をレポートしていきたいと思います。
今回の内容は比較的謎解きに慣れてきた方を対象にした記事となっております。
「そもそもアジトって何?」って方はこちらのページをご覧ください。
上記の攻略法から、更に焦点を絞った攻略記事だと思っていただければ大丈夫です。
- アジトを語る会って何?
- 参加者
- 各公演の振り返り
- アジト難易度ランキング
- ちゃみさん アジト対策資料
- アジトの脱出成功率を上げる方法
- 探索の進め方とコツ
- 大事なのはチームワーク
- 参加者がおすすめする公演
- さいごに
アジトを語る会って何?
「アジトを語る会」とはSCRAP社のアジトオブスクラップのネタバレをみんなで集まって話しあいましょうという集まりです。
今回は初めての試みでしたが、博多の秘密結社を除く全10公演に参加した参加者4名で実施することができました。
話した内容はこんな感じです。
- 自己紹介
- 各アジト振り返り
- アジト難易度ランキング
- 探索をスムーズに進める方法
- 脱出するための心構えやテクニック
- アジトあるある
参加者
計4名です、ご参加ありがとうございました。
参加者の内3名は「今年から謎解きを始めた」らしいのですが、京都を含めてアジトを10公演も既に参加しているんですね恐ろしい。
各公演の振り返り
- ある牢獄からの脱出
- ある牢獄からの脱出2
- 時空研究所からの脱出
- 魔王城からの脱出
- 魔法の部屋からの脱出
- 地下アンティークルームからの脱出
- うだつのあがらない勇者からの脱出
- パズルルームからの脱出
- 謎の部屋からの脱出
- 十人の憂鬱な容疑者
各公演の振り返りですが、自分が大体の公演の内容を控えているのでざっくり思い出しながら進めていきました。
色々思い出していくとそんなのあったなあとか、他の人の会だと進め方が違ったりするので面白く聞けます。
印象的だったのは大雑把さん(@oozappajikochu)が人数が集まらず「謎の部屋に2人で突撃した」という事ですかね、スタッフ無茶するなあと思いました。
また、全員共通の意見としては「十人の憂鬱な容疑者」はアジトではないというところですかね。(詳しい話はネタバレにつながってしまうので割愛させていただきます)
アジト難易度ランキング
4人でアジトを難易度付けしてみました。
なお難易度の定義は以下の通りです。
- 参加者全員がリアル脱出ゲームに初めて参加
- クロスワード、熟語パズルなど簡単な問題しかみたことがない
- 牢獄2は牢獄1体験後に参加したとする
※十人の憂鬱な容疑者はアジトではないため除外しています
ちゃみさん アジト対策資料
ちゃみさん(@q9p_chami_q9p)が京都のアジトを謎解き経験者10人で参加した際に使用した資料の公開許可をいただきましたので掲載します。
アジト対策資料
参加者スキル分類
これは公演の参加者を全員固めた際に使用するシートです。
誰が何の謎が好きで、どのような傾向があるのかをざっくり知ることができます。ご自身のスキル分析にやってみてはいかがでしょうか。(資料は一番最後に公開いたします)
アジトの脱出成功率を上げる方法
アジトの脱出成功率を上げるには「探索×謎解き×チームワーク」の3つの要素のスキルレベルを上げることが重要です。
今回は探索とチームワークについて参加者で色々と話し合ってみました。
探索の進め方とコツ
探索の注意点
探索で気をつけなければならないのは以下の2つです。
- 見落とし(進行不可になる状態回避)
- 時間管理(探さないという選択も状況によっては必要)
探索の進め方
これを踏まえた上で探索の進め方を考えていきます。
参考にするのはDashtzersの「鳳天舞の陣・嵐」です。
👇鳳天舞の陣・嵐について
センターに常に人を配置し、見付けたアイテムやヒントは全て中央に集め、情報の共有と整理を図る方針。
一定時間経過後、探索班は時計回りに探索箇所を入れ替えるシステム。
同じ人間が同じ場所を探索すると、どうしても同じ見落としをするものですが、この入れ替えによって人為的な見落としを防ぐ。
そして二人で声を掛け合いながら協力し探索することで、お互いのミスをカバーする。
センターの二人は全員に情報の共有を促しつつ、ヒントが出揃った問題から順次解いてゆき、 徐々に探索班から解読班へと人数を調整してゆく、という仕組みです。
引用:Dashtzers
わかりやすく図にまとめるとこんな感じ。
2人で1チームの探索班を組むわけですが、この時の組み方として「男女ペア」や「背の高さが違うペア」など視点や観点が異なるペアを作成することをオススメします。
男女差によるものの見え方や、身長差による視界の違いは「見落とし」を減らす効果的なものです。まあそもそも全員チームを組むというのが非常に大変ですが。
探索は本気で
「探索は本気で望みましょう。」
思っている以上にSCRAPは本気で隠しに来ています。
これは参加者全員が同意するところです。
以下の点に注意してみてください。
- とにかく這いつくばる、しゃがむ(汚れてもいい格好で来る)
- とにかく手で触ってみること(目で見るだけでなく)
- スタッフに怒られるまで探す
- 「そこはもう見ました」は信用しない
- 「ここには無いかも」は信用しない
センターがすべきこと
センターがすべきことは「情報の管理」です。それはヒントであったり、アイテムの使用/未使用に限らず、公演全体の情報を指します。
具体的には、「公演の流れをフロー図に」してノートに書いておくと良いでしょう。
自分たちの目的は何なのか、いまどの地点にいるのか、何故このアクションが求められているのかといった情報をフロー図に表すことで大謎の答えが見えやすくなることがあります。
また体系的に整理することで公演への理解度が上昇しますので、やってみてください。
大事なのはチームワーク
アジトは一緒に参加するメンバーによって大きく成功率が変わるのは言わずもがなですね。ここでは注意点を述べておきます。
何よりも大事な「空気作り」
脱出に大事なのは「話しやすい空気作り」です。こんな経験無いですか?
- 「他の人がつぶやいた言葉がヒントになって解けた」
- 「間違った方向に突き進んでたけど、方向転換してくれた」
自分には無いヒラメキや発想や考え方をみんな持っています。そこをいかに拾えるように、言いやすい環境を作ることもアジトを攻略する大きな要素の1つです。
極端ですが「間違ったこと言うと怒鳴る人がいる」と発言したくなくなりますよね。
初対面の方同士で緊張するとは思いますが、同じ脱出ゲームに参加するという共通点はありますからそこから取っ掛かりを見つけて会話をドンドンしていきましょう。
雰囲気作りは大事です本当に。
責任感を持つ事は必ずしも正解ではない
初心者の方でありがちなのが「1つの謎に固執すること」です。
もちろん手間がかかるせいで掛り切りになるものは仕方がないですが、解法が思いつかず悩み続けている方がいらっしゃいます。
最初の小謎であれば「わからないです!」っていっちゃって、次の人に渡してしまいましょう。
責任感があることは良いことだと思いますが、こと謎解きに関しては「わからないを宣言する」ことも脱出するためには良い方法です。
大丈夫誰かが拾ってくれます。(だってそうしないと脱出できないもの…)
恥ずかしがらないで、吹っ切れよう
公演では色々なアクションをするように求められることがあります。
例えば歌ってとかですかね。
こういうとき、一瞬躊躇すると再びやりだすのに余計にハードルが上がってしまいますので、開き直って大声で歌ってしまいましょう!
参加者がおすすめする公演
「魔王城からの脱出」
各自に役割をもたせ、皆を飽きさせないつくりが素晴らしい。
「謎の部屋からの脱出」
すべての基本。脱出にこなれてきたあたりに参加して悔しがって欲しい。
「うだつのあがらない勇者からの脱出」
わちゃわちゃ感 No.1 オープニングから軽いテンポで始まるので楽しい!値段が高いけどね。
「魔王城からの脱出」
ギミックが楽しい! 暇人がいないつくりが素晴らしい。
ご参加ありがとうございました!
さいごに
アジトはすごい楽しいイベントです。もう一回行きたい!と思わせる何かがあります。まだ参加されていない方は行ってみてくださいきっと楽しいはずです!
👇第2回やりました!
今回公開した資料のダウンロードは以下のリンクからどうぞ。