こんばんは (@tenhouginsama)です。
リアル脱出ゲームをはじめてはや2年超。
謎解きブログを続けていく中で普段出会えない方にたくさん出会えました。
特に「謎が解けすぎてヤバイ人」にたくさん出会いました。
※それこそ日本で1位経験がある人とか
彼らはどうやって謎を解いているのでしょうか? 彼らと一緒に謎を解いたり、話をしたり、解く様子を見ていて気づいた超上級者の特徴をまとめていきたいと思います。
謎が解けすぎる人の5つの特徴
1. 豊富な経験
謎が解けすぎてヤバイ人は圧倒的に問題を解いた回数が多いです。Twitterなどで連日公開されている大量の謎を解きまくっています。事実、上位回答者が発表されるといつも同じ顔ぶれなんですよね。
謎の解き方は「ヒラメキで解く」か「論理で解く」のいずれかに分割出来ます。法則を与えられた情報から閃き解く問題と、理屈の積み上げて解ける問題の分け方です。
しかし、経験者の多くが知っているようにヒラメキ問題は一度知ってしまえばヒラメキではなく知識になります。よく例にあげられるのが下記の問題です。
最初見た時は難問ですが、知ってしまえば作業でしか無い問題の典型です。
解けすぎる人は大量の謎を解き経験を蓄えることで、謎解きに対する解法の知識を増やします。武器を増やすことと同義です。そのため初見の問題であっても、これまで蓄えた武器を使うことでヒラメキのスピードを上げたりできるのです。
2. 多面的に考える(トライアンドエラー)
豊富な経験を持つだけではなく、解けすぎる人は多面的に考えられる視点を持っています。言い換えればトライアンドエラー(試行錯誤)のスピードが早いです。
一緒のチームになったときに驚いた解き方があります。それは、ある問題に対して複数の可能性を最初に列挙してそれぞれ上手くいくか試して最適解を探していくという思考方法です。(しかもめっちゃスピードがはやいんです)
これを行なうためには経験によって武器を獲得しておくだけではなく、複数の武器をいつでも使いこなせるようにしておかなければなりません。
3. 情報(違和感)をキャッチする感度
解けすぎる人は違和感をキャッチする感度が異常に高いです。
汚れかな?と見間違えるシワやシミ、字のズレ、紙の薄さなど、与えられた文字情報だけではなく問題に使うであろう違和感に対する情報感度が非常に高いため、そこをヒントに問題を解き進め解決に近づくことが出来ます。
4. メタ情報を参考にする
ここでのメタ(データ)とは付随情報(より高次の内容)の事を指します。
謎解きにおいては、謎本体ではなく制作者自身であったり、作成されたタイミング、解いた人の数や割合など本体の周りに付随する情報の事を意味しています。
例えば、すごい謎が解けるAさんが解けていない謎がありました。本来、謎を解く前は難しいかどうかは判断できませんが、Aさんが解けないというメタ情報からこの問題が難解であることがわかります。(ある公演の脱出率が低いので、この公演は二段落ちがあるのだろうという予測ができる というのもメタ情報です)
制作者の意図を汲み取る(この謎解きではこのギミックをやりたいんだろうな とか)、過去の傾向から判断するといったテクニックを使うことで謎と向き合う以上の情報を手に入れることができるので、謎が解きやすくなるわけですね。
5. 記憶力が高い
解けすぎる人は長期も短期も記憶力が高く、かつ情報を頭から引っ張ってくる力が強いです。
過去に蓄えた経験(長期の記憶)から、イベント中に感じた違和感(短期の記憶)まで特定の事象に対して記憶をリンクさせ引っ張ってくる力がとても強いです。
一緒に謎解きイベントに参加するとよく「あ~そんな設定あったねー」ということになります。紙になにもメモをしていないのによく覚えてられるもんだ…。
さいごに
いかがだったでしょうか。ぎんがいままで出会った謎が解けすぎてヤバイ人の特徴5つを書いてみました。
これが出来るようになればあなたもヤバイ人の仲間入りが出来るかもしれません。あくなき謎解き力向上を目指す方は是非チャレンジしてみてください。
では。
コツをまとめた記事できました。