こんばんは (@tenhouginsama)です。
AnotherVisionの「HACKERS」に行ってきましたので、感想を書いていきたいと思います。 今回ぎんは脱出に失敗しました!
※HACKERSは謎解きイベントであり、ハッキングイベントではありません
あらすじ
情報技術が発達した現代において、
人々はサイバーテロの脅威に晒されている。対抗できるのは、正義のハッカー【ホワイトハッカー】である貴方、ただ一人。
そんな貴方のもとに、一つの依頼が飛び込んできた。「世界を、救ってほしい───」
交錯する思惑。奪われたミサイル。
発射までは残りわずか。頭脳と技術を駆使し、世界を救え。
感想
ぎんチャート
このチャートはイベントに参加したぎんの満足度や評価を示すものです。
テンションの推移
このグラフはぎんの公演前中後のテンションの推移を示す図です。
大きく下がっているところは、諸事情でスタッフにご迷惑をお掛けした箇所です。そのあとスタッフの方にご対応いただきテンションが回復しました。
色々とすみませんでした。
おそるべしAnotherVision
今回のイベントはAnotherVisionの1年生だけで企画・制作した謎解きイベントです。あまりこのような言い方は好きではないのですが、大学1年生だけで作ったとは到底思えないクオリティの音楽・映像・謎・アプリでした。後で再演があるかもしれませんが、3日だけの公演に使用するのはもったいないなあと思うほどです。
※ほとんどの企業団体よりもクオリティが高い
AnotherVisionの育成力がすごいのか、AnotherVision所属のメンバーのスペックが高いのかはわかりませんが、いずれにしても他の学生団体と比較しても頭1つ以上抜けているように感じます。
難易度について
難易度という観点で見てみると、とても難しいイベントでした。参加者のほとんどが謎解き熟練者であるにも関わらず脱出率が低かったです。ぎんが参加した公演でも、脱出成功率は1/14でした。
ラストの謎が難しいこともあるのですが、序盤の謎にも詰まるポイントがあり多くのチームが失敗におわったのではないでしょうか。また、謎自体も普段あまり見ない種類があり手こずりましたね。
※初心者の方には難易度のためあまりオススメが出来ない
HACKERSというタイトルと内容について
今回のイベントは「ハッキング」をテーマにしたイベントでした。
イベント開催前の告知ではこんなツイートも流れていました。パソコンにハッキングするコマンドする様子ですね。専門的な話と簡便的な形で手順を説明してみます。
Starting Nmap 6.47 at 2015-01-21 21:00 JST
— AnotherVision公式アカウント (@Another_Vision_) 2016年1月21日
Nmap scan report for https://t.co/seLRvE8lIz.contents
PORT STATE SERVICE
22/tcp open ssh
- (専門的)nmapコマンドにてthe.new.contentsサーバーの22/TCPのポートがオープンであることを確認する
- (簡便的)ハッキング対象のパソコンの抜け道を探している
Nmap done: 1 IP address (1 host up) scanned in 28.98 seconds
— AnotherVision公式アカウント (@Another_Vision_) 2016年1月21日
ssh target@the.new.contents -p 22
target@the.new.contents's password: *****
- (専門的)the.new.contentsサーバーにtargetというユーザー名で、ポート22に対してSSHでのログインを実施する(パスワード認証)
- (簡便的)パソコンにログインする
yum install HACKERS.x86_64
— AnotherVision公式アカウント (@Another_Vision_) 2016年1月21日
Installing : HACKERS.x86_64
Complete!
./HACKERS.x86_64
- (専門的)yumコマンドにてHACKERS.x86_64をインストールし実行する
- (簡便的)パソコンにログインし不正ツールをインストールし実行する
Launching HACKERS. Please wait...
— AnotherVision公式アカウント (@Another_Vision_) 2016年1月21日
HACKERS has been launched successfully!
- (専門的)HACKERSプログラムが起動
- (簡便的)HACKERSプログラムが起動
ハッキングがテーマということで、公演の随所にはハッキングを思わせる演出がありましたし、アプリにいたるまでつくりこまれていました。ただ、個人的にはもうすこし専門要素を混ぜてハッキングライクなことをして欲しかったと思います。(謎解きの答えを組み合わせてコマンドを作ったり、対象ホスト名やポート番号や公開鍵を入手できるなど)
※専門要素自体を参加者が理解できなくても、なんとなく雰囲気でハッキングしてる感がよりでるのではという考えです
まとめ
今回の公演は「ハッキング」を主軸に置いた公演でした。そして、それに伴う演出やデザインの質はどれも高く、学生か?と疑うほどでした。
ただ、ハッキングという要素が普段の公演のチェッカーポジション(入力するだけの装置)になってしまっており、公演内容が薄かったように感じます。そのためか、難易度の高さばかりが印象に残る公演でした。
さいごに
途中でトラブルがあり(ぎんが起こした)ましたが、スタッフの方の配慮で最後までゲームが楽しめました。ありがとうございます。
質の高い公演を作るところがクローズアップされがちですが、AnotherVisionのスタッフの練度の高さも目を見張るものがあります! 次の公演も期待していきたいですね。
では。