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謎解きタウンにはもう行かないと決めた日「海底都市~イルカと共生する街~」の感想

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こんばんは、 ぎんです。

 

謎解きタウンの謎解きイベントにはもう参加しない

 

謎解きを初めてまだ半年ぐらいにも関わらずそう決心させてくれた「海底都市~イルカと共生する街~」の参加レポートを書いていきたいと思います

 

 

ぎんチャート  

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あらすじ

 

人類は、史上最大の発明と言われるイキガスエール薬を飲むことで、70分間、海中のごくわずかな酸素でも生活ができるようになった。そして、海中から酸素を生成する「水中酸素生成装置」を同時に開発した。

 

このふたつの大きな発明により、海中での生活を夢見た人間たちは、ついにイルカたちと共に生活する「海底都市」を立国した。

 

そんな平和な毎日にある日突然、水中酸素生成装置が故障!

 

あなたは、イキガスエール薬の効果が切れるまでに、酸素生成装置をなおし、海底都市を救う事ができるか!?

 

最初のオープニングムービーは結構面白そうなシリアスな設定です。

 

前回の作品との比較

 

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実は今回の公演は水族館で行う第二弾で、以前似たような公演(ある巨大潜水客船からの帰還)が行われています。

 

コチラもレポートを書いていますのでよろしければどうぞ。ちなみに以前の公演での脱出成功率は30%程度と高めでした。

 

今回の脱出率は謎解きタウンが難易度を高くしたようで、脱出成功率が<strong<>10%以下と低めに設定されていました。

 

謎解きに求めるもの 

ぎんは謎解きに3つのことを求めています。

 

  1. 設定 ー 公演の設定や、ストーリー
  2. 謎  ー 謎の質や量のこと
  3. 達成感ー やっとクリアできた!という充足感

 

これらの3要素を満たしていると公演への満足度があがります。今回は、これらの要素について何がダメだったのかをお話いたします。もし参加を迷われている方は是非ご覧ください。

 

設定に関する不満

設定で好みじゃなかったのは以下2点です。

  1. 水族館という設定が無意味
  2. ストーリー後半の内容

 

1つ目、今回の謎解きは水族館である必要性がありませんでした。

 

どういうことかというと、水族館じゃなくても今回の謎解きは出来ます。悪いとは言いませんが、せっかく特殊な所でやっているんであれば、魚の説明を読ませるとかもう少しコラボ出来るのではと思います。

 

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2つ目、前半は人の生死や国の存亡に関わるシリアス展開ですが、徐々に明らかになるストーリーがお粗末です。どうするんだろう、この設定どう活かすんだろうっていう期待を明後日の方向に投げられてしまった印象です。

 

謎に関する不満

謎で不満だったのは以下2点です。

  1. 少なすぎる謎
  2. 不必要な情報が多い

 

1つ目、オープニングで司会者から「今回の公演は難しいです」「みなさんの想像以上の謎の量があります」と言われました。(もちろん初心者向けのイベントですので普段謎解きしている人からしたら通常通りでしょうが)

 

しかしこれは全くの嘘でした。

 

謎解き好きな4人で参加したのですが、制限時間残り30分ぐらいに「この中謎終わったら、次大謎かな?」と思って答えを見せに行ったら「完全クリアおめでとうございます!」と言われました。

 

いやいやいや、これは隠しエンディングのフラグだろうとスタッフにつめより

 

「まだこれで終わりじゃないですよね?次はどうすればいいんですか?」と聞いてしまいました。

 

本当に終わりだったようで、スタッフさんを逆に困惑させてしまいました。それぐらいあっさり終わってしまいました。

 

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2つ目、不必要な情報が多すぎます使っていない模様や使っていない文字(解説もなし)が散見されました。他の団体のポリシーと比較するのはフェアでは無いですが「エレガントさ」は感じられませんでした。

 

達成感に関する不満 

消化不良感が残っています。時間制限的にも、難易度的にも、物量的にもまだまだ余裕があったのにあそこで終わりなのかと。

 

ちなみに今回の公演は脱出成功率5%程度でした。ちなみに脱出成功率5%の公演というとSCRAPの「時空研究所からの脱出」が該当しますね。(難易度、物量、質、設定は全てが時空の方が上ですが)

 

 

脱出成功率が低いのは初心者が多かったのでしょう。つまり公演の難易度は初心者に合わせてあるんだから、クラスタはお呼びではないという感じなんでしょうかね。

 

ちなみに、難易度が上昇した原因はおそらく複数の問題を組み合わせて使う系の問題のせいです。冒頭で主催者が「同じ形のものは一緒に使う」とか「一度解いてももう一度使う」と言っていましたが、初めての方は気づけず失敗したのかなという感じです。以上の理由からクラスタにはおすすめ出来ません。

 

その他の不満

1.紙が多すぎる

施設内を歩きまわるのなら可能な限りアイテムは減らして欲しい。紙の落し物が相次いでいましたが、元々アイテムを増やし過ぎなのでは?(以前の公演でも同じでした)

 

2.面倒な謎が多い

同じことを繰り返させたり、撮った写真を凝視するような謎が多いです。ガラケーやカメラを持たずに参加される方は間違いなく詰むでしょう。今回は四人で参加したため作業を分担できましたが、人数が少ないと大変かなと思います。

 

さいごに 

謎解きタウンの謎解きは、しながわ水族館に以前参加しましたがそちらよりも

 

さらに質がおちていると感じますし、そもそも前公演含めて満足度は高くありません。象の神話についても、参加はしていないですが感想を見るといい評判を聞きませんので、謎解きタウンという選択肢は今回でなしにしようというのが今回のまとめです。

 

以上「謎解きタウンにはもう行かないと決めた日 「海底都市~イルカと共生する街~ 」のレポートでした。

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