こんにちは!リアル脱出ゲームブロガーのぎんです
SCRAPの渋谷を巡る「渋谷迷宮殺人事件」に参加してきましたので、レポートしていきたいと思います。
このイベントの評価点はこちら
「謎解き経験者や渋谷によく行く人」にはオススメしません。
「謎解き初めて」という方や「渋谷全く行ったこと無い」という方はプレイしてもいいんじゃないかなという感じです。
渋谷迷宮殺人事件のあらすじ
ある日あなたのもとに一枚の絵ハガキが届く。その絵ハガキは一週間前に死んだ友人からのものだった。そこには見慣れた字でこう書かれていた。
「おれを殺したやつを見つけだしてくれ。君だけが頼りだ」
あなたは、その絵ハガキに書かれた謎を解きながら渋谷で捜査を始める。捜査を進めるうちに出会う秘密と謎を抱えたさまざまな容疑者たち。
そして、あなたは長い捜査の末に衝撃的な結末を目の当たりにする。
申し込むと実際に友人から葉書が送られてきます。
この葉書から物語は進んでいきますので大事に保管しておいてください。
ゲームの流れ
指定された場所へ行き、GPSで検知すると左図のような会話をすることができます。実際にクリックしていくと、右図のように色々なキャラクターと会話をすることが出来ゲームが進みます。
そしてゲームを進めていくと「この謎が解けたら教えてやるぜ」的な流れになりますので謎を解いていき殺人事件を解明していくような流れになっています。
所要時間について
2人で参加しほとんど悩まずにクリアして「2時間」でした。
慣れていない方は約2~4時間程度を見込むとよいでしょう。
難易度について
普段謎解きに参加している人にとっては「簡単」です。
1、2箇所謎解きではなく、探索的な要素がありますのでそこさえ乗り切ってしまえば問題ないでしょう。
初心者の方にとっては、「ちょうどいい難易度」だと思いますので是非トライしてみてください。
おすすめ度が低い理由
(1)移動のめんどくささ
これはもう仕方がないのですが、ひたすら意味もなく移動させられるのが苦痛でした。
普段訪れている場所だけあって、指定された場所も行ったことあるところが多く、「あそこまで行かされるのか…」と思うことがしばしばありました。
渋谷に来たことがなくて色々散策してみたいという方にはいいと思います。
(2)謎が簡単すぎる
簡単すぎます。
せめて、初心者用と上級者用で「2パターン用意」してどちらか選べるようにしてもらえればもっと面白くなったんじゃないかなと思います。
(3)面倒な会話システム
ゲームの進め方を記載しましたが、これ結構面倒なんですよね。
ストーリーを進めていくと色々話を容疑者達に聞くことが出来るのですが、その数が多くてしかも聞いた所であまり意味のないことが多い。
容疑者から「この謎が解けたら教えてやるぜ」を言われるまで、適当に会話を続けるだけのゲームになってしまっています。
(4)単調なストーリー
ストーリーに分岐が一切ありませんでした。
全員が全員同じストーリーを進めることになります。街歩きを含んでいるので「途中でゲームオーバー&最初からやり直し」というのは厳しいにしても、もう少し色々なやり方があったんじゃないかなと思います。
恋愛ゲームじゃないですが、選択肢や行動によって展開が変わるのは最近のゲームではあたりまえだと思いますしもう少し実装してもいいのではと思いました。
個人的に思うこと
今回のゲームの一番のポイントは「操作画面が綺麗」ということです。
SCRAPの周遊謎「東京迷宮パズル」に比べて操作性も高く、格段に進化していると思います。ただし肝心の内容がお粗末、質が伴っていないと感じてしまい残念です。
多少操作性なんて悪くても、内容が傑作で素晴らしいならコンテンツとしては良いと思うので、もっと凝って欲しかったです。
そういう意味では、秋葉原で行われた「漫画迷宮からの脱出」は同じ周遊謎ですが、世界観やストーリー性、ギミック、難易度など様々な要素の完成度が高かったように感じます。
👇漫画迷宮のネタバレ動画
渋谷迷宮殺人事件のまとめ
- 渋谷迷宮殺人事件はおすすめしません(渋谷初めてor謎解き初心者なら有)
- 移動距離がとても多いので注意
- 所要時間は2~4時間程度