こんばんは (@tenhouginsama)です。
今回は、大阪なんばに新しく出来た「なぞともカフェ なんばパークス」に行ってきましたので、施設の紹介とプレイしたキューブの感想を書いていきたいと思います。
1:なぞともカフェとは
なぞともカフェはナムコが運営する、謎解きが出来るカフェのことで新宿歌舞伎町と大阪なんばにお店があります。
なぞともカフェ紹介ビデオ
2:なぞともカフェなんばの雰囲気
複合レジャー施設の一角にあるためか、新宿店と比べると非常に広く小奇麗でした。謎解き!って感じがします。
購入できる持ち帰り謎・カップ謎も非常に充実していましたね。
道頓堀から少し離れた位置にあるため大阪ヒミツキチや時解からは遠く、ハシゴをしたい方にはネックでしょうか。ただ、なんばパークスに遊びに来た、謎解き初めて方は気軽に入れそうですね。
今回ぎんは4つのキューブに参加してきましたので感想を書いていきたいと思います。
参加したキューブ
- ボロボ・ロボット
- モニタールーム
- 放たれた弾丸の謎
- ヘルプミー ヘルプミー ヘルプミー
2:ボロボ・ロボット(零狐春)
ぎんチャート
このチャートはイベントに参加したぎんの満足度を示すものです。
テンションの推移
このグラフはぎんの公演前中後のテンションの推移を示す図です。
感想
こちらのイベントはパーティーキューブと呼ばれる種類のイベントです。通常のキューブは制限時間がナムコにちなんで765秒なのですが、パーティーキューブは20分となっています。(価格は同じく1,080円)
今回のイベントは「ソファーに座りながら端末を操作して謎を解く」もので、端末を操作して、ロボットを巨大な迷路から脱出させるといった内容になっていました。
試みとしては面白いと思ったものの、端末に表示される3D映像に酔ってしまい(3D酔い)あまりゲーム自体を楽しめませんでした。迷路と移動が3Dで表示されますので、苦手な方はプレイを避けたほうが良いでしょう。あとは、アイテムの質?選定が良かったです。
難易度が、なぞともカフェなんばで一番高いためソロでの参加はオススメしません。3人~4人での参加がよいのではないでしょうか。
3:モニタールーム(ILCA)
ぎんチャート
テンションの推移
感想
初めて名前を聞く団体だったため、とても気になっていました。
本作品は、謎解きではあまりみないホラー×リアリティを題材にしたイベントで映像も現代風のテイストでした。バイトの警備員が見ていた監視カメラに不可解な何かが次々と映っていく映像からゲームがスタートしていきます。
どうやら原作があるようです。(TVアニメ「こわぼん」)
謎解き自体はオーソドックスな内容が多いのですが謎の量が多く、2人でプレイしたのですが最後の問題を解き切ることが出来ませんでした。(一部問題を推測で飛ばしたのに…)
わりとしっかりとしたキューブでしたので、次も楽しみですね。
4:放たれた弾丸の謎(ナムコ)
ぎんチャート
テンションの推移
感想
Twitterで何人もの方が酷評していたので、とても気になって参加してみました。
※こちらもパーティーキューブです
「お、おう、こう来たか」
今回のぎんは「何が来ても大丈夫!」というテンションで参加しているので、このキューブの良し悪しはそこまで感じませんでしたが、もし面白そうだな!と思って参加する方がいれば、避けることをオススメしたいと思います。
※怖いもの見たさがある方は行きましょう
本キューブに対しては「新しい事をやろうとしたのはわかるけれど、クオリティは低いしキューブとの相性が悪い」という評価です。このシリーズはキューブでやらなくてもいいんじゃないかと。
個人的には、色んな意味で面白かったです。ただ1つ許せなかったのは、ナムコの社員さんにキューブへ案内された時に「このキューブは納得されない方が多いので、別のxxxというキューブをおすすめしますよ」と伝えてきたことです。
良心から伝えてくれたのだとは思いますが、低クオリティと認めた上でコンテンツを提供しているナムコの姿勢には愕然としました。参加者としては「じゃあ、そのコンテンツ受付中止にすればいいのでは?」としか思えませんし、少なくとも支払いするときに言うべきではないでしょうか。
5:ヘルプミー ヘルプミー ヘルプミー(よだかのレコード)
ぎんチャート
テンションの推移
あらすじ
教会の懺悔室を訪れた男。あなたはその男の告白を聞く。しかし、なにやら様子がおかしい。
「神よ、ワタシはとりかえしのつかない罪を犯してしまった。これからワタシは全てを告白する。そして私は、ワタシの罪を聞いた父・・・・・・そこにいるおまえを殺す。
全てを告白した私は神に赦(ゆる)されて、罪を知るものは誰もいなくなる。そして、私は生まれ変わるのだ。
・・・・・おい、どこにいくつもりだ?
懺悔室の出口なら私が出られないように鍵をかけておいた。さぁ、神父。私の罪の告白を聞いてくれ。」
感想
よだかのレコードのキューブは「これ!」と1つ決めたテーマを大事にし、テーマにそぐう謎解きが巧みな団体という印象です。例えば鏡をテーマにした「鏡の街のヒミツ」や、実物のクリスタルスカルが置かれていた「クリスタルスカルをうばえ!」などなど。
今回は、犯罪者の告解(懺悔)を聴きながら脱出を目指す、サイコホラー要素を含む変わったテーマの謎解きです。とうとうと語られる告白に散りばめられた謎を解き明かし、脱出を目指すのですがこれが面白い。
徐々に明らかになっていく犯罪者の告白と迫り来る時間のバランスが絶妙で、2人で参加したのですがギリギリ失敗してしまいました。なんと、今回挑戦したキューブは全滅です。
ダークなテーマのためか、制作者の方も苦心の作品と仰っていましたが、面白い作品ですのでなんばパークスに寄った際にはプレイしてみてはいかがでしょうか。
5:さいごに
なぞともカフェが大阪にもできたことで、いつでも謎解きが出来るようになりましたね。これを皮切りに、関西の謎解き制作団体の数がもっと増えていくと楽しいですね。
関西には法人・個人事業主として謎解き制作をされている方が関東に比べまだまだ少ない印象がありますので増えていくと、もっと謎解きが関西で広まっていきそうです。
また、一般の団体でも縁次第ではキューブを制作するなんてことがあるかもしれませんね! ということで、関西は今年1年色々と楽しみです!
では。