こんばんは (@tenhouginsama)です。
今回は、大阪の時解2016年1月新作公演「人ん家からの脱出」に参加してきました。
今回のイベントは公演初日に参加したためか、謎解き経験者の方が多く参加しており、27分で脱出成功できました! ということでネタバレにならない範囲で、感想と評価をまとめていきたいと思います。
1:あらすじ
いつもの空き地でみんなと野球をしていた夕暮れ時。
あなたの打ったボールはきれいな放物線を描き、吸い込まれるように空き地の隣の家に入っていった。
「すいませーん」 何度も呼びかけてみるが返事はない。
子供心にいけないとわかっていながらも、人ん家のドアを開け、あなたたちは人ん家へと入っていった。
門限まで残された時間はあと僅か。あなたは大切なボールを見つけ出すことは出来るのか?
※これは体験型の謎解きゲームです。現実の世界で勝手に人ん家に入ったら犯罪です。
2:ぎんチャート
このチャートはイベントに参加したぎんの満足度を示すものです。
いままで参加した時解のイベントの中でも、一番オススメの公演です。
テンションの推移
このグラフはぎんの公演前中後のテンションの推移を示す図です。
ラストでテンションが最高潮になってますね!
3:イベントの感想
ありそうでなかった舞台
今回のイベントは、なんと人の家に侵入して脱出するという、現実にありそうでないシチュエーションを体験できるイベントでした。(突飛なタイトルなのに心惹かれたので、タイトルチョイスが上手い!)
実際に公演に参加してみると、本当に誰かの家の中が再現されており、なんとなく友達の家に参加した幼少時代を思い出しました。懐かしいですね。
あらすじに書かれている内容では、誤って入ってしまったボールを探しにお宅にお邪魔するのですが、実際に参加してみるともう少し異なることも…? ここは実際に参加して確認してみてください。
シンプルゆえに面白い
今回は、とくに凝った設定は何もありません。
世界は滅びませんし、誰も死にませんし、宝物も盗まれません。
しかし、今回はいつもプレイする作品のどれよりもリアリティを感じました。普段、物語に入るという感覚がわからない方なのですが、この作品に限っては本当に他の人の家にコッソリ入ってしまってプレイしているような気分になれました。
もし、家の人が帰ってきたら? たったそれだけのことが制限時間で縛られたいつものイベントより、ぐっと緊張感を高めます。
現実と遠く離れた物語を提供する謎解きよりも、日常から少しはみ出したぐらいのイベントのが面白く感じるのかもしれませんね。
謎も面白い
謎自体に特にこれといった目新しさはありませんでした。
しかし、同じ謎でもどのように出題するのかによって印象は大きくかわります。今回のイベントでは、どこかで見たような謎だけれどもこの空間で成立するようにうまい具合いの謎に仕上がっていました。
また、面倒な作業が発生する謎よりも、ひらめきで解ける問題が多く「謎が解けた!」という印象を持ちやすい公演でしたね。
ラストも納得
最近の時解きの、ラストの謎や展開はあまり好みではありませんでした。
しかし、今回の「人ん家からの脱出」はラストがいい意味で焦らされ、緊張感や達成感を持ってプレイできました。
ということで、今回の作品は時解の中でも特にオススメです!
4:公演情報
公演名 | 人の家からの脱出 |
種類 | アジト型 |
チーム人数 | 6人 |
開催日 | 2016年1月16日~ |
開催時間 |
平日 13:00/150:00/17:00/19:00 (月・火曜定休) |
所要時間 | 45分+(前後25分程度) |
開催場所 |
時解 TokiToki escape cafe |
参加費 |
2,300円 |
特記事項 |
公式サイト
5:さいごに
時解の公演は少し変わったタイトルだと面白い傾向にあるのでは?とこの公演を参加して思うようになりました。
ぎんは参加したこと無いのですが、年商3,000億円の「タコヤキ店からの脱出」も周りの評価が高めでした。
2015年の初期と比較すると、時解の公演は非常に特色づいてきて面白いと感じる公演が増えているように感じます。今後も要チェックですね!
おまけ
時解がオススメするたこ焼き屋「踊りだこ」を食べてきました。(時解から徒歩1分)
こんな感じで、なんと小さいイイダコがまるごと一匹たこ焼きに入っています!
ボリュームが大きいので、ちょっとつまむのであれば2人で6個ぐらいでお腹いっぱい! 気になった方はぜひ食べてみてください。
では。