こんにちは!リアル脱出ゲームブロガーのぎんです
今回は「ナゾガク2015」に参加してきましたので、レポートしていきたいと思います。
ナゾガクとは、様々な法人や一般、学生の謎解き制作団体 が集まる謎解きに特化した文化祭です。
この記事は3つ目の記事となります。前の記事はこちらから。
【ブリケ!】がっしゅく!
ぎんチャート
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正直な話をすると最初参加する気はそんなにありませんでした。
ぎんが公演を参加する際に、重視するポイントとして公演のイラストがあるのですが、個人的な経験則でここのクオリティが低いと全体として満足度が低い傾向にあるんですよね。
ということで、失礼ながら最初は参加するつもりがありませんでした。しかし、前日のプレス公演での評判や、布団が敷き詰められた部屋から聞こえる楽しそうな声がとても印象的で当日は予約列の先頭に並んでいました!やられた!
部屋の中の様子はこんな感じです。信じられますか?部屋に入るといきなり布団が敷き詰められていて、布団をかぶった状態で公演が始まるのです。(布団が乱雑になっているのは枕投げの影響)
疲れていたこともあり布団で横になれるのはとても嬉しかったことに加え、まさかここまでユニークな事をさせてくるとは…と驚きました。
公演で出題された謎自体は、一部を除きクオリティは普通でしたが、参加者を楽しませようという様々な試みがたくさん詰まっており、とても心地よく楽しい公演でした。
今回のナゾガクで初参加の団体ですが、ナゾガクにおけるダークホースの一角を確実に占め、今後の公演が非常に楽しみなところです。
Twitter:ブリケ! (@bu_li_ke) | Twitter
【ログオン】シューッとして、トン(ネタバレ解禁)
ぎんチャート
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まずね、タイトルがすごい。「青春の音がシューってしてトン」ってどういうことだと。普通の感性ではまず出てこないタイトルですし、とても参加者を引き込むタイトルだと思います。
ナゾガク2015の公演は一貫して「青春」というテーマで作られているのですが、ログオンの公演には本当にそれを満たしているのか、タイトルから読めません。
公演自体はとても斬新で「さすがログオン意味がわからない」といったところでしょうか。
通常、公演には質を求めてしまうのですが、不思議なログオン空間に感化されたのかあまりそこは気になりませんでした。序盤のクロスワードなど斜め上を用意してくれる団体ですね。
あらすじ
あるところにオトナシさんという女の子がいました。ある日、オトナシさんは裏庭で「シュートン」と鳴く不思議な生き物と出会いました。
彼女はそれをシュートンと名付け、可愛がることに決めました。オトナシさんはシュートンにいろいろなエサを与えましたが、怖がっているのか全て吐き出してしまいました。
しかし、いつしかシュートンは心をひらき色々な物を食べてくれるようになりました。なんとシュートンは特定のものを食べると特別な能力を発動することがわかりました。
ところがある日、シュートンは間違えてオトナシさんを飲み込んでしまったのです!
オトナシさんが消化されてしまうまで約30分!オトナシさんは無事に脱出することが出来るのでしょうか!
まず、シュートンが生き物だった所から驚きですよ。ほんと。
公演内容
まず最初にクロスワードがありました。見ていただくとわかると思いますが、普通のクロスワードで使用される単語とちょっと違っています。
今回のログオンのクロスワードは「擬音語、オノマトペ」で構成されたクロスワードとなっています。すごいなこれ。
それぞれのクロスワードのキーは部屋中に配置された物で、例えばタテの6は本物のパンが置かれていました。これをクロスワード上では「こんがり」と埋めます。(既に擬音語ではない)
この他にも本物のアイスクリームが置いてあったりと自由でした。
あとは、こんな謎があったり。(透明なフィルムを重ねると文字になる)
そして、話が進んでいくと謎の入り口があります。実はこの裏に「シュートン」が潜んでおり、ここから様々なエサを上げることで特殊能力を発動してもらいます。
最終的には、シュートンが食べたものを吐き出す薬を探す事がゴールになります。
こちらはリンゴを上げている様子。
さて、公演が進み最後のステップで使うのがこちらです。黒い所はシュートンがいるエリアで、その向こうからなにやらダンボールが伸びています。
実は、ここではピタゴラスイッチのように玉を転がすのです。
実際に玉を転がした様子がこちら。最後のトンのタイミングで、薬が落ちてくるんですね。これを手に入れると成功となります。
Twitter:ログオン (@Logon_out) | Twitter
【TrapWorks】 Maison de Excellent ~メゾン ド エクセンレント~
ぎんチャート
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デームセンターにある、音楽ゲームの一種に「jubeat」というものがあります。こんな感じの特徴的な機械なのでもしかしたら見たことある方もいらっしゃるかもしれません。
jubeatは16マスのボタンが音楽に合わせて点灯し、そこを押すようなシンプルなゲームとなっており、高い得点を出すためには上手いタイミングで押す必要があります。
で、なんでいきなり音楽ゲームの話をしているかというと、実はこの公演のサブタイトルである「メゾン・ドエクセレント」という単語と、今回の公演はいずれもjubeat要素を謎解きに反映したものになっているからです。
(「jubeat」は最大4人で対戦できるのですが、4人全員がミスなくボタンを叩くことが出来るた事を「メゾン・ドエクセレント」と呼びます。)
前置きはこのぐらいとして、肝心の内容についてですが部屋にはいると「なんだこれ?」というものが大量に並んでいました。(jubeatを模している感じで)そしてゲームが始まると、次々と小謎が襲って来ます。
5人参加公演で、計25コぐらい問題があるのでそれらを全てクリアーすると「メゾン・ドエクセレント」となるようです。システムが少し新しいので、当初は意味不明でしたが慣れてくると結構楽しい公演でしたね。
ナゾガクへ
次回開催がきっとあると思うので、Twitterで気になったツイートをご紹介します。
ナゾガクは、収容人数とか、チケットの予約方法とか、もう少しストレスの無いイベントになってくれると嬉しいなあ。特に開会式直後の混雑っぷりはよろしくないと思います。
— やす (@yasuryo21) 2015年3月15日
これはありますね、開会式後の入り口の混雑状況はひどかった…。
#ナゾガク
— 脱出したぃ友雅@解けなぃ謎などあの世にもなぃ (@tomomasa28) 2015年3月15日
硬貨で支払う可能性のある場所には、万が一、落として転がっても床の隙間に転がって行って取れなくなることが無いように、目貼りしてもらうと助かります。#物販で100円失くしちゃった_てへぺろ
ナゾガクそろそろキャパシティの広い所に移動して欲しいなぁというのが昨日の印象でした。去年のほうがすいてたので物販も、公演も周遊も見やすかったなと、、、、 #ナゾガク
— 桜葉 (@ohba) 2015年3月16日
あと、次回から犬がいる部屋には犬マークみたいのつけてもらえると助かります。動物アレルギーなので参加する事ができません、、、 #ナゾガク
— 桜葉 (@ohba) 2015年3月16日
全体的に見れば廊下も混雑なく、個人的にはそんなにストレスを感じないイベントでしたが、やはり年々人が増えているということで次回はもっと大きい会場にしていただきたいところですね!(探すのも大変だと思いますが)
また今回導入された、空いている公演や予約状況を教えてくれる「謎解きコンシェルジュ」はとても助かりました、しょっちゅう話しかけて情報もらっていた気がします。次回もぜひよろしくお願いします。
さいごに
ナゾガクにはご紹介した以外にももっとたくさんのコンテンツがあります。現地を歩きまわって解く周遊謎や、様々な団体が作った持ち帰り謎、そしてユニークなステージイベントなどなど。
公演中心に回ってしまったため、全てをレポートすることは出来ないのですが、ぜひご興味持たれた方は次回きっと開催されると思いますので参加してみてはいかがでしょうか!