こんにちは!リアル脱出ゲームブロガーのぎんです
今回は神戸のクロネコキューブの「暗闇の密室」に参加してきましたので、レポートしていきたいと思います。
「暗闇で謎解き」をするという設定に惹かれ、前々から参加したかったのでオリジナル度が最大評価とさせていただいています。
一方で参加してみた感じ難易度はそう高いものではありませんでした。
あらすじ
願いまっくらな部屋に閉じ込められたあなた
一切の光がなく、何も見えない。
かろうじて感じられるのは仲間の存在と、謎の気配…
そして始まるカウントダウン
制限時間内に鍵を見つけて脱出できるだろうか?
今回はストーリーは無いに等しいです。
まあ、ストーリー楽しむというよりかは、「シチュエーションを楽しむ」感じなのでご愛嬌というところです。
公演の特徴
タイトルでお分かりの通り部屋が暗闇です。暗闇の部屋の中で謎解きをするわけですが、イメージつかないですよね。
暗闇で謎解きってどうやるの?
ちょっと公演の流れを簡単に紹介してみますね。
最初は普通の部屋でゲーム開始まで待機します、もちろん灯りがある部屋です。
参加者が揃いゲームが始められる状況になると、少し暗い部屋に案內されます。
まだこの段階では見えます。
そして入ってきた扉から光が入らないようふさがれ「灯りが全て消えます」。
本当に何も見えなくなります。この状態からスタッフに誘導され暗闇の密室に案内されます。移動は前の人の肩につかまってゆっくりゆっくり。
ちなみにスタッフさんは、ビデオカメラの暗視モード?を通じて視界を確保しています。
誘導された参加者は背を壁に向け座り、この状態でゲームがスタートします。
ゲームスタートすると何していいかわからないので、とりあえず「床を這いずりまわったり、壁や床を触ってみる」ゲームスタイルです。
類を見ない注意事項
いくつか注意事項があったのですが、特徴的だったものを紹介します。
四つん這い
よくある注意で「走るな」はありますが、「移動は四つん這いで!」はまず聞かないと思います。実際に参加してみると分かるのですが、本当に真っ暗で何も見えません。
夜目が聞くとか言いますが、本当に見えません。
「声がするから人がいるんだろうなあ」レベルです。あまり広い部屋ではありませんので、いつものように移動すると危ないので四つん這い移動が推奨されています。
手の甲を使え!
危険物が落ちていたりするわけではないのですが、思いもよらぬ方向に手が曲がってしまったり不慮の事故を防ぐための方策だそうです。
これも普段聞かないですね、というか実生活で聞いたことがないレベルですね。
公演の難易度
謎の難易度は高くありません。
謎を解かせるというより、シチュエーションを楽しんでもらう方に重点が置かれたイベントとなっていますので「謎が解きたい!」という方にとってはあまり適さない公演です。
謎解きの新たな可能性(店長から聞いた話)
暗闇の密室は簡単にいうと謎の難易度ではなく、「謎を解く環境」に制限を設けたタイプの公演とのことです。
制限を設けるというと一定時間たたないと解答出来ないといったタイプが思い浮かぶと思いますが、そうではなく「五感を縛る」ことで普段謎解きやっている人も新鮮に体験することが出来ます。
最近の脱出ゲームは初心者と上級者が同じゲームを楽しむことが、難易度の上昇や上級者の凄まじさによって難しいのが現状です。
しかし、今回のイベントは謎の難易度が高くないため、「初めての人でも楽しめるゲーム」となっており、一方で「上級者でも簡単には脱出出来ない作り」になっています。
だからこそ、今回の「謎を解く環境」に制限を設けるタイプの公演はこの現状を打破できる方法の1つではないかと思います。(ま、暗闇で謎解くエキスパートが現れたらまた同じことの繰り返しになりますが)
さいごに
暗闇楽しかったです!
期間限定の公演ということと、神戸ということで大分関東勢にはハードルが高いと思いますが機会があれば是非行ってみてください。
では。