こんばんは (@tenhouginsama)です。
今回はリアルシネマの「リアルシネマ体感ライフ 渋谷大爆破」に行ってきましたので、感想を書いていきたいと思います。
なお、このイベントは謎解きイベントではありません。
公式サイト
公演情報
公演名 | 渋谷大爆破 |
種類 | 周遊型(謎解きではない) |
チーム人数 | 1~4名 |
開催日 | 2016年4月23日〜7月31日までの毎週土曜日 13:00~18:00(最終受付16時30分) |
所要時間 | 90分(+前後 20分程度) |
開催場所 | 渋谷 OZ gallery studio 〒150-0031渋谷区桜丘町9ー17TOC第3ビル202号室(受付) ※公式サイトに502号室と書いてありますが誤りです |
参加 |
1人での参加 3500円 学生 一律3000円(2名の場合1人1500円/3名の場合1人1000円/4名の場合1人850円)
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特記事項 |
あらすじ
ISILの様々なテロが世界各国で起きている2016年。日本でもとうとうテロリスト達の思想に感化され始めた若者が誕生。
彼らはインターネット上で連絡を取りながら、日本国内で起こすテロ行為を企てた。その標的は渋谷。
用意周到に爆弾を準備した彼らは、この国を破壊し再生させることを信じて、テロ当日を迎える。
しかしその日、渋谷駅とセンター街周辺は警視庁によって超厳戒態勢がとられていた。集団の中に裏切り者が!?警察はテロを未然に防ぐべく、多数の私服警官を動員し警備にあたっていた。
主人公は、その警備の網の目の中に潜む仲間達に会い、爆弾の起爆装置を手に入れ、無事任務遂行するべく目的の地へ辿り着けるのだろうか!?
今回のイベントはで参加者は、渋谷の爆破テロを目論むグループの一員です。普段の謎解きイベントは防ぐ方が多いので、逆になっていますね。
参加前に知っておくと良いこと
- 謎解きイベントではありません(謎はありません)
- 役者さんと会話をするイベントです(話しかけられないと厳しい)
- 90分ぐらい歩きます(高低差あり)
※しゃがんだりする必要はなかったです - 途中でルート分岐する可能性があります
- 複数のルートがあるため2回目以降の参加も可能です(リピーター可能)
公演のレポート
渋谷駅から徒歩7分ぐらいのビルの一室に受付がありました。
公式サイトをみると502号室が受付にもかかわらず、訪問してみるとハンダ付けをしている金髪の外国人が5人。この団体は外国の方がやってるのかなと思いましたが、まあそんなこともあるだろうということで、話しかけてみると
「show me the barcode(バーコード見せて)」 と言われました。
チケットをQRコードで受け取っていたので、これかなと思い見せてみると「???」な顔をされ、こっちも「???」とりあえず一回外に出てビルの入居一覧を見てみると、502号室じゃなくて「202号室」じゃないか…!!!
公式サイトなおしてくださいーーーー!!
※2016/06/12現在修正されていない…
さて、部屋にはいるとこんな感じの内装になっていました。最初の説明をする部屋ですね。
床にあるオレンジ色の魔法陣が今回のイベントの肝で、どうやらこれと同じものやもう少し小さいものなどが渋谷の街のいたるところにあります。
そして、魔法陣の上に立ったり座ったりすると近くにいる役者さんとのイベントがスタートします。
そして、もろもろの説明があった後にゲームがスタートします。
※今回ぎんは4人1チームの編成で挑戦しました
ゲーム開始時に行き先が書かれた2種類のカードを選ぶように促されますので、どちらを選ぶかでゲームの進行が変わる模様です。
注意
この後謎解き公演でいうネタバレがあります。(イベント中の写真)
公式よりイベント中の写真についてはラスト以外アップロードしていいと承諾をいただいておりますが、イベント参加前に閲覧したくない方はご注意ください。
ミッションスタート
最初のミッションでいきなり浮浪者っぽい女性と会話することになりました。(奥の方にオレンジ色のマットがある)
公衆電話から電話をかけたり(チームメンバーがかけてるとこ)
怪しげな車の中に乗り込んで指令を受け取ったり…。
雰囲気のあるバーに行ったら、刺青のスキンヘッドの人がいてビビったり。
レストランで待ち合わせたり
どんな物語が実際に行われているかについても、口外禁止とは言われていないのですが、実際に体験することにとても意味があると思いますので伏せておきます。
このイベントは実際に渋谷をねりあるき、計画を進行させていくイベントです。その間に様々な人に出会い、疑い、選択をしていきます。
役者はある程度決まった指令を出すのですが、それに至る会話であったりやりとりは参加者の力量?やり方?次第です。シリアスにする人もいれば、コメディにする人もいるでしょう。
つまりこのイベントは「客が参加するタイプの演劇」となっています。
楽しみ方はチームによる!という感じですね。
感想
ぎんはあまりイベント(設定)に入り込めるタイプではないのですが、実際に街を歩きテロを目指す人たちと会話をしていくとなんとなくですがそんな気分になってきます。
※ノリやすい人はすごいノレそう
いろいろと自由にしすぎて、ここまでやっていいのかな?と思いましたが、それも役者さんたちの臨機応変にご対応いただいて物語を楽しむことができました。
気になった点
一通り楽しめたのですが2つほど気になった点がありました。
- 歩く距離が長い
- 選択肢の曖昧さ
距離とイベント数について
歩く距離が長く、イベント自体を体験する時間が少なく感じられました。もう少しイベントで使う範囲を絞って役者との絡みを増やした方が個人的には満足度が高かったです。(もしかしたら導線や役者の人数的に難しいのかもしれませんが)
選択肢の曖昧さ
イベントでは選択をするシーンが訪れます。
「Aに行くのかBにいくのか」、「何かをするのかしないのか」などです。
普段謎解きをしているぎんからすると、この選択にあたって選出理由を探したくなります。例えば、Aは危ないという情報を事前に入手していたのでBを選ぶなどです。
今回の選択ではすべてのケースにおいて、どっちを選ぶ材料もなかく適当に選んだため、最後に訪れた結果も「あ、そうなんだ」としかなりませんでした。いわゆる「運ゲー」だったのかなと思います。(自分たちで選んだ結末という感じがしない)
そういった意味では、一部謎解きとコラボして(小謎などを出す必要はありませんが)選択肢を選ぶに至る筋道を用意することで、参加者への納得感と満足感を加えられるとより面白いイベントになるのではないかと感じました。
さいごに
リアルシネマは謎解きイベントではありませんが、世界観に浸りたい参加者にはとてもおすすめなイベントだと思います。渋谷の街を舞台に、あなただけのイベントを体験してみてはいかがでしょうか?
参加登録はこちらから。