こんにちは、 ぎんです。
謎解きにいくつか参加すると「これちょっとちがったなー」とか「あんまり面白くなかったなあ」という感想が浮かんできませんか?
※制作者や団体がイケてないという話ではなく、個人の趣味や期待していたがミスマッチだったイベントに参加してしまうケースを想定しています
「そんなことない!すべての謎解きイベントは面白いんだ!ポジティブに捉えよう!」と思える方もきっといるとは思うのですが、ぎんはそのタイプではありません…。
面白かったと面白くなかった
参加した感想は「面白い」「面白くなかった」は2種類に分けられます。少しは面白かったとか、グレーゾンだから綺麗に分けられないことはあるにせよ、多くの方も同じではないでしょうか。
「面白くなかった」という感想はなるべく持ちたくないものです。時間とお金をかけて遊んでるのだから、つねに最上級の楽しい体験に浸っていたいです。
しかし現実はそうではありません。ふたを開けるまで何が待っているかわからないのが「謎解きイベント」というものです。面白いイベントもあればそうじゃないイベントもある、まさに十人十色です。
そんな中でなるべくなら当たりを引きたいと考えるのは必然です。
どんなスタンスをとるべきなのか?
しかし本当にそれで良いのでしょうか。私たちは一体どのようなスタンスで参加するイベントを選ぶべきなんでしょうか?
※ぎんは謎解きに関する情報を集めるすこし特殊な立ち位置にいて参考にならないので、一参加者としてイベントに参加すると仮定します
思いつくのはこの2通りのスタンスです。
- 「面白そうだ」とほぼほぼわかっているイベントを選んで参加する
- あたりはつけずいろいろなイベントに参加する
期待と感動と落胆の話
ちょっと話をそらして期待と感動と落胆の話をします。
まず線を一本引きます。これは期待の線です。
期待が真ん中の場合
この線よりも上に線が引けたら感動、下だったら落胆とします。ちょうど期待の線が真ん中にあるので期待と落胆までの距離は同じです。
期待が高い場合
期待が高い場合は線が上の方にくるので、期待を超えるのが難しくなります。
ようするに感動しづらく落胆しやすいです。
期待が低い場合
一方で期待が低ければ感動しやすく、落胆しやすいです。
スタンスを考えてみる
もう一度さっきの質問を見てみましょう。
- 「面白そうだ」とほぼほぼわかっているイベントを選んで参加する
- 特にあたりはつけず広くイベントに参加する
普通に考えれば1の選択肢を選ぶと思うのですが、面白いイベントばかりに参加してしまうと「面白さに慣れる」という現象が起きてしまいどんどん期待のハードルが上がります。
そのため、本来はもっと楽しめたであろうイベントもそこまでには思えなくなってくるのではないでしょうか。普段90点ばかり取ってるとそれが当たり前で、たまに出る60点の時にダメージを喰らうやつです。
※ただし面白そうとわかっているイベントは期待を超えてくる可能性がはじめから高いので必ずしもその限りではありません
期待を下回った時は悲惨
また、基本的には「面白そうだ」と思って参加しているので「面白くなかった」場合は期待を下回ったという理由で余計に面白くない気持ちになりがちです。
一方で2の選択肢を選ぶとイベントのクオリティはわかりませんから、飛び抜けて面白いイベントにあたることもあれば、逆のこともあるでしょう。なので、いろいろなイベントに参加していれば期待を高く持たないため感動しやすくなる可能性があります。
いろんなイベントに参加すべきなのか?
ということをいっつも考えてるんですが「面白そうだ」とほぼほぼわかっているイベントを選んで参加するを選んじゃうんですよね。
頭ではいろいろ参加すればいいじゃないかーと思いながらもそうできない葛藤というやつです。
※面白いかわかんないけどいろいろなイベントに参加している人はすごい
ただこのことを考えるようになってから、面白そうと思ったイベントが面白くなかった時に期待度が下がるので、次のイベントに参加した時の肥やしになってくれることを感じ自己消化できるようになってきました。
傑作と呼ばれるモノだけにふれていると飽きてしまうように、いろいろなモノを清濁併せて味わう度量を持つことで豊かな謎解き経験がおくれるのだろう思います。
ということでぜひいろんなイベントに積極的に参加してくださいね。
つらい…