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アメリカ(デンバー)の脱出ゲーム「PUZZAH!」に挑戦してきた!【寄稿レポート】

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こんばんは (@tenhouginsama)です。

 

今回の記事はラマさんの寄稿記事となります。

なんとデンバー(アメリカ)でプレイした脱出ゲーム「PUZZAH!」のレポートです!

 

1:アメリカで謎解きイベントに行ってみた

突如決まった夫婦二人のアメリカ旅行。

 

どうせ行くなら現地の謎解きに参加してみよう!ということで、デンバーで人気があるらしい「PUZZAH!」でKAZAM!TICK TOCKに挑戦してみました!

 

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公演情報

イベント PUZZAH!(全4部屋)
  • I.R.I.S.
  • KAZAM!
  • TICK TOCK
  • THE STEAL
種類 アジト型+上海型
チーム人数 2~5人、I.R.I.S.のみ4~8人
開催日 日~木:11:00~20:30
金・土:11:00~21:45
所要時間 60分
開催場所 1440 Blake St #150 Denver, CO 80202
参加費 日~金:$25/人
土・祝:$29/人
特記事項  

 

2:予約・参加方法は?

日本ではe+などのチケットが多いですが、PUZZAH!ではWEBで予約をしてクレジットカードで支払いを済ませたら、当日は店に行くだけです。

 

予約は1ヶ月前から開始されますが謎解きは人気らしく、平日夜や土日は早く埋まってしまうことが多いようです。(行く方はお早めに!)

 

場所はデンバー旅行の起点となるユニオンステーションから徒歩10分弱。メインストリートである16番街モールからも近く、便利な立地です。


店内はこんな感じ。招き猫もいます。

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)PUZZAH!のシステムで嬉しいのは、その回の公演が「予約した人だけの貸し切りになること」です。(日本だと絶対空間やEscapeHuntが同じシステムですね)

 

アメリカの謎解きでは見知らぬ人とチームを組む場合が多いですが、これはとっつきやすい。 

 

日本の謎解きでは初めて会う人とチームを組むのも楽しみのうち。でもアメリカで他の参加者から「英語がわかんないジャパニーズがいたせいでクリアできなかったぜ!ファーック!」とか思われたらイヤじゃないですか、ねえ・・・。

 

3:KAZAM!に参加してみた

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2人で参加できる公演で、ちょうどいい時間に空いていたのがKAZAM!でした。

 

KAZAM!のあらすじ

マジシャンのKazamが失踪した。弟子のあなたは特殊なメガネを身に付けて、1時間以内に失踪の謎を解き明かせ!(公式HP抄訳)

 

Welcome to Kellar Kazam's attic, filled with clocks and magical delights. Armed with only a pair of special glasses, you have to unravel the mystery of Kazam's disappearance. Skilled apprentices may unlock bonus challenges concealed among his personal effects. Are you worthy of carrying on his legacy?

 

KAZAM!の特徴

探索と部屋を使ったカラクリがメインです。探索は部屋の隅々までひっくり返して・・・というレベルではなく、いずれもわかりやすい隠し方になっています。

 

部屋にスタッフはいませんが、監視カメラで見守られています。

 

英語力は必要?

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もちろん、英語力はあったほうが良いです。

ただ、簡単な単語を理解できるなら、あとは「これをやらせたいんだろうな」「これまだ使ってないな」みたいな推測を働かせて解くことができます。

 

英語を使った「クロスワード」やアメリカの文化を知らないと解けない「なぞなぞ」みたいなものはないので、デンバーまで来ることができたあなたならきっと大丈夫でしょう!

 

ヒントシステムがある!

英語が苦手でも大丈夫です! わかりやすいヒントが用意されています。

 

ヒントは進行状況に応じて表示され、1回目は抽象的に、2回目はやや具体的に、と段階に応じたヒントが出るので途中で諦める必要は全くありません。

 

KAZAM!から脱出できたのか?

謎を解かせよう、達成感を与えようという意気込みが随所に感じられる、気持ちのいい公演でした。

 

内装もこだわっており、安っぽくすぐ壊れるような造りではありません。何パターン作ったんだろうか?と思えるヒントもそれはそれで見どころ。

 

進み具合に応じてStandard, Challenging, Expertと3段階のクリアレベルがあり、私達はStandardをクリアしたところで時間切れとなりました。

 

KAZAM!の場合は、このようになっています。

  • Standard - 秘密の時計を開ける(Open the secret clock)
  • Challenging - Kazamの秘密を解決する(Solve Kazam's mystery)
  • Expert - ボーナスパズルを解き明かす(Reveal bonus puzzles)

 

4:TICK TOCK

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KAZAM!が面白すぎたので、帰国直前にムリヤリ予定にもう一部屋突っ込みました。

 

TICK TOCK のあらすじ

狂った作曲家が劇場に爆弾を仕掛けてしまった。あなたは1時間以内に巧妙なパズルを解き、爆弾を無事に発見、解除することができるだろうか?(公式HP抄訳)

 

When a mad composer's latest composition turns out to be a hidden explosive device, you must step in as steel-nerved detectives to stop his plan before it is too late. Can you crack The Maestro's clever puzzles and find the hidden device? Once you find it, can you disarm it?

 

TICK TOCK の特徴

こちらもKAZAM!同様、少しの探索と部屋の特徴を生かしたギミックが中心の公演です。ヒントシステムもありますが、KAZAM!ほど理解しやすい形で示されるわけではないため、若干の英語力は必要でしょう。

 

TICK TOCK から脱出できたのか?

問題の中でとある「日本人が誤解しやすい概念」が問われており、30分困ったあげく、さすがのヒントシステムも底をつき、あえなく敗退・・・。

 

でも陽気な女性スタッフさんが「○○がわからなかったのね。こういうことよ!」と失敗したところをやってみせてくれ、さらにその後の最終展開まで体験させてくれました!


それならもうちょっと具体的にヒントくれてもいいのになあ、なーんて。

 

5.まとめ

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公演終了後に「日本から来ました!日本でいっぱい脱出ゲームやってます!」と伝えてみたところ「日本?へえ、そうなんだ」みたいなアッサリしたリアクションでした。

 

あれ、もしかしてリアル脱出ゲームが日本発祥のことをご存知ないかも・・・。

 

アメリカではアジト型が盛んなようですが、不慣れな外国でも自分達だけで参加でき、英語が苦手でも何とかなるという点でPUZZAH!はとてもオススメです。


アメリカに行く用事のある方や、日本のイジワルな謎解きに疲れちゃった方、ぜひ行ってみてください!

 

 

 

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