米を作る謎解きイベント
こんばんは。(@tenhouginsama)です。
今回はよだかのレコードの「縄文時代からの脱出」に参加してきましたので、レポートしていきたいと思います。なおネタバレがない、感想・評価になりますのでご了承ください。ちなみに結果は脱出成功しました!
参加前に書いた紹介記事
1:ぎんチャート
難易度は3と平均的な数値にしていますが、普段謎解きを参加されていない方にとっては難しいかなと思います。参加した際の脱出成功率は25%程度でしたが全てのチームが謎解き上級者でしたのであまり参考にならないかと思います。
ただ米を作る体験が出来る(意味深)ので体験したい方にはお勧めです!
2:よだかのレコードとは?
よだかのレコードは法人の謎解き制作団体で、「ドラマチック謎解きシリーズ」と呼ばれる謎解きを作成されています。
ドラマチック謎解きシリーズとは
ドラマティック謎解きシリーズは、従来の参加型謎解きゲームにドラマ要素を折り込み、物語をより深く楽しめるように構成されたゲームです。
(出典:公式サイトより)
以前、よだかのレコードの「銀河鉄道の夜からの脱出」に参加したのですが宮沢賢治原作「銀河鉄道の夜」のストーリーを一部流用した謎解きで、原作を知っているとより楽しめる内容になっていました。レポートを書いていますのでよろしければご覧ください。
2:あらすじ
しかし-ー山の木の実は少なく、川では魚は獲れず、狩場では巨大なイノシシが暴れて狩りができない。
このままでは村は飢えて全滅してしまう。そうなる前にこの飢えから脱出する方法はないだろうか!?
3:公演情報
本イベントは東京での公演は終了となってしまいましたが、2015/3/28に大阪で開催いたしますので、関西にお住まいの方は是非チェックしてみてください。
公演名 | 縄文時代からの脱出 |
種類 | ヒミツキチ型 |
チーム人数 | 6人 |
開催日 | 2015年3月28日(土) |
開催時間 | ●第一公演:開場11:10/開演11:30 ●第二公演:開場14:10/開演14:30 ●第三公演:開場16:40/開演17:00 ●第四公演:開場19:10/開演19:30 |
所要時間 | 45分+(解説30分程度) |
開催場所 | HEP HALL 〒530-0017 大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8F |
参加費 | 2,000円 |
特記事項 | ※必ずスタートの10分前にはお越し下さい。ゲームの性質上遅れますと参加できない場合がございます。 |
公式サイト
縄文時代からの脱出 | リアル謎解きゲーム よだかのレコード
チケット予約
4:公演の特徴
日本語が喋れない謎解き
公演の特徴はなんといっても、日本語を喋っても伝わらない謎解きということです。公演の最中に、様々なスタッフと会話の必要があるんですが縄文時代ということで現在の日本語での会話が出来ません。じゃあ何を喋るのか? それはもう、参加してみてください。ということで、本公演は言語に依存しない種類の謎解きイベントになっています。
1つだけ残念
1つ残念なのが、同じ月に慶應大学の謎解き制作「Unibirth」が「動物が日本語なんてしゃべれるわけねーじゃん」という同じく言語に依存しない謎解きを開催しており、コンセプトが丸かぶりだったため、新鮮さや驚きが半減してしまいました。UniBirthの公演に参加されていない方へは新しい体験になると思うのでオススメです。
日本語が喋れない脱出イベント!「動物が日本語しゃべれるわけねーじゃん」
「動物が日本語なんてしゃべるわけねーじゃん」はそもそも問題自体が日本語ではありませんが、「縄文時代からの脱出」は会話は日本語ではないものの、問題は日本語です。(徹底度としてはUnibirthの方が上だが、会話にまで踏み込んでいるのはよだか)
45分間、立ちっぱなし
45分間の比較的短い公演ですが、椅子がなくひたすら立ちっぱなしでした。わりと動きまわるため、その配慮なのかもしれませんがきつかったです…。荷物も足元に固めておいておくスタイルだったので、せめて荷物置き場は用意して欲しかったです。
5:公演全体としての評価
特殊性について
日本語を使用しない謎解き公演ということで、公演の随所で散りばめられた問題がありました。机に向かって解くような問題というわけではなく、例えば縄文人と「どうしたらコミュニケーション取れるだろう」といった類ですね。
ただし、ここのフェーズについてはチーム人数が6人だと暇を持て余す事が多く、一緒に参加したメンバーのほとんどは手持ち無沙汰でした。公演時間が短く(45分)、ユーザ1人あたりがプレイできる内容という意味では密度が薄かったため、謎の量を増やすや複数人が同時に参加できるような取り組みをもっと追加してもらえればなと思います。
6:さいごに
45分公演はやはり物足りないと感じました。もっと長くやりたいです。今回の公演では、初の試みとしてイベント終了後に裏話を載せたパンフレットが配られていました。内容としては面白かったので、次回以降も無料であれば是非読んでみたいなと思います。
では。